遠藤笹窪谷の自然と保全管理

 

 2012年8月19日、御所見公民館で行った講演会「遠藤笹窪谷の自然と保全管理」の資料(パワーポイント)を、画像に変換してここに掲載します。(全26枚)

          資料1枚目へ

 

講師:岸一弘氏(茅ヶ崎市野外自然史博物館顧問)

 

○谷戸の概要

 湿地、樹林、細流から成る33haの藤沢市最大の谷戸

○過去における人との関わり

 1960年代:伐採、農薬の使用・・・1970年代:谷戸田の放棄・・・

○現在の課題

 ・谷戸底の埋立 1995年にライフタウン東急建設工事の残土が捨てられた南東部の旧湿地

 の回復

 ・機械での大規模掘削、除草等の過管理による生物多様性の低下

○これからに向けて

 順応的管理が大事

 草刈りの際、元の方を残して刈る、刈る場所と草を残す場所を混在、林縁草地を残す等、

 生態系を破壊しないような管理

○質疑・補足意見

 各谷戸固有の生態系があり、安易に他場所から蛍やカワニナを持ってくるのは問題である。