笹窪谷入口側約半分は、埋め立てられており、その上流側の客土されていない谷戸は、嘗て、谷戸田として利用されていた。更に、左岸流れと人の通路の間の場所も、人為的に埋め立てられており、結局、この地の殆どの土壌が人の手で擾乱されている。

 この地で唯一、人手が入っていない昔の谷戸底の環境が残っている場所があるのを知る。谷戸内埋立先端地付近で、左岸流れと人の通路の間にある空間で、左写真で袋状の湿地になっている場所である。ここには昔の谷戸底が残っており、生態系の観点からも貴重な場所である。測量をしている人から藤沢市はここで工事をすると聞き、このままの姿で残して欲しい場所である。神が宿る場所である(2019/2/6の記事)。