2020年2月 

 藪でアオジの姿を見る。以前は藪内でも小さく「チッ」と鋭く鳴く声で気付くことが多かったが、最近は声に気付くことが少ない。聴力低下の影響?しかし、探鳥会でもアオジの声を聞き、アオジを確認とする人が少ないことで、やはり、アオジは地鳴きを余りしなくなった?必要最少限鳴き、外敵に気付かれないよう、鳴きが減った野鳥がいると思う(未検証)

 笹窪谷では20年程前(今は懐かしい20世紀)、シロハラは冬季には谷戸内で人と顔を見合わせていたが、その後、暗い林床に隠れるようになり、人の気配を感じると警戒鳴きが聞かれた。それも最近はニアミスしない限り、シロハラの警戒鳴きはあまり聞かない。都市で営巣する繁殖期のオオタカも然り。これらはそう感じるだけか?

  谷戸内のヨシ原に夕方5時頃、昼間は谷戸の外に出ている冬鳥アオジ、カシラダカが暗くなった上空から急降下し、塒入りする。