2019年2月

 シマアメンボは1月は多数が元気に泳いでいたが、この寒さのためか、2月に入ると殆ど見ない。2/4、春のような陽気、水路の上にメガネドヨウグモ(幼)の巣があり、その下の水路にシマアメンボが多数元通り泳いでいた。シマアメンボは成虫で越冬するのもいるようだ。

 2/5、谷戸内で作業時、ノウサギの糞を見る。ノウサギはため糞をするとも聞く。糞の数が多い。2/9は雪が降る寒いで、翌日、谷戸横断道左岸流れにいたシマアメンボはいない。そのかなり上流にカワニナが棲み、その付近にシマアメンボが複数泳いでいた。流れの途中はシマアメンボが遡上できない所があり、下流から飛んで来た?(殆どの個体は翅のない無翅型であるが、秋以降に翅の生えた長翅型が出現するとある。)谷戸両側の林床にはヒヨドリが種を散布したのでしょう、多数の小さなアオキの苗が生えています。その中に大きなアオキの木があり、陽がよく当たるのか、実をたわわに実らせていたのが印象的です。