2020年10月14日 今後の草刈り方法    

 本日の谷戸内作業時、クワガタムシを採りに来た人と話をした。結局クワガタムシは見つからなかった。本人も虫、鳥の数が激減しているとしている。嘗て、秋期にジョロウグモの巣を見つけ、その縦、横長さを測り、その積が巣の面積に比例するとして、複数の巣でその値を合計し、その大小がその地の虫や鳥の数の多さの指標になるとされていた。今では、ジョロウグモの巣は極めて少なく、見つけてもかなり小さい。お腹の大きい成虫蜘蛛もかなり少ない。虫を採る蜘蛛類が減り、それらを採る鳥類も激減していることは、全国から情報が寄せられている。渡り鳥の減少は渡来地の環境変化要因があるかもしれない。生き物は複数の集団でなく、その周辺地で個別で見られことも多く、その種は何とか絶滅していないとされる。これら生き物の棲息環境の手入れ方法、草刈り方法を見つめ直す時かもしれない。

9月21日 小出川彼岸花まつり

  笹窪谷の南側、小出川の上流部の土手道で、コロナ禍が落ち着かない中、

小出川彼岸花まつりが今年は「マスクを着けて、ソーシャルディスタンスを保って」施行された。笹窪谷内で今春予定されていた「竹炭祭り」はコロナ禍で中止されている。笹窪谷谷戸内にもヒガンバナが進出し、9/18現在は未だ蕾のままであった(右)。

 笹窪谷谷戸内の草地で、ここ数年ヒガンバナが進出し、繁茂する草の中で芽を出すようになっている(左)。通常は結実することはなく、稀に種子ができると言われている種子をつくらない代わりに、土の中で球根をつくって、人が株分けして増えるとされる。ここでは単株で点々と通路沿いにもあり、どのようにして増えてきたのか?

 谷戸内都市公園造成のため、谷戸埋立周辺で昨年より急に増えた様子があるので、工事に伴い、谷戸内に人為的に持ち込まれたのかも知れない。

9月10日 この8月の猛暑

 8月の猛暑は最高気温35℃以上が連続し、極めて異常であった。曇天、雨天は殆ど無く、連日、直接太陽が照り続け、月間の日照時間はここ10年では最長であったようだ。その結果、我家の太陽光発電は過去最大の発電量を記録した。しかし、8月の日照時間からの予測発電量から実発電量が13%も下回ったのは、異常な猛暑で太陽光パネルが高温化し、発電効率が悪化する異常事態に遭遇した結果である。これは太陽光パネルの一般的な特性であるが、猛暑は太陽光発電からの自然エネルギーを減少させる。

9月9日 危険な枯木

 久々の作業開始で、休憩した谷戸横断道左岸沿い広場に、2本のコナラの枯木が倒れかかり、危険であるのが分かった(写真矢印)。一般市民も立ち寄る場所で、倒木の危険性があるので、藤沢市西北部事務所の係員に来てもらい、確認した。無意識に立ち入らぬよう、現場をロープで囲ってある(写真〇印)。先に確認していたナラ枯れについても連絡し、森林管理者である藤沢市に対処を依頼した。

9月1日 土砂災害警戒区域

 防災の日、藤沢市のハザードマップを見ると、笹窪谷最奥部は土砂災害警戒区域になっている。同谷戸の最奥部は、谷戸にから流れ出る小出川の源流になっているが(7月2日、22日の記事)、谷戸唯一の急斜面で、上に人家があり、豪雨で土砂災害の危険性が高いことがわかる。

8月23日    ナラ枯れ

処暑」を迎え、文字通り久々に未曾有の猛暑が去り、谷戸に行くと 斜面林のコナラの幹に虫の穿孔によると思われる木くず(フラス)が多数みられた。この8月の未曾有の暑さで、樹木が弱っていたためか、カシノナガキクイムシが落葉樹の幹に集団で穿入し、ナラ菌等を媒介し、コナラの老木等が枯損する「ナラ枯れ」が発生したと思われる。神奈川県森林協会によると、ナラ枯れ被害は、当初、日本海側の一部地域に留まっていたが、その後拡大を続け、全国では2010年にピークに達し、その後減少したが、神奈川県においては2017年に初めて箱根町湯本や三浦市小網代等で被害が確認され、以降、被害は拡大の一途をたどっている。笹窪谷谷戸内通路より見ると、既に一部葉が枯れているコナラの枝が対岸より見え、ここでも「ナラ枯れ」防除の対策が必要になっている。大木のまま放置されたコナラ老木に「ナラ枯れ」が出易いとある。

8月20日 オオタカ監視小屋撤去

 2001年のオオタカの雛密猟事件を受けて、2002年に藤沢市(後の藤島部長 同氏の事は2014/3/25、下記の2019/12/18の記事参照)の尽力で設置されていたオオタカ監視小屋は、この秋の谷戸内都市公園造成工事再開に合わせ、撤去することになった。藤沢市の撤去作業の前に、中に残されている物の確認に立ち会った。残されていた密猟防止のためのSECOMの監視機器は廃棄された。オオタカ巣内記録ビデオ装置は調査会社(A市、F社)が別の場所に移して使用しているが、オオタカの現況は下記の2020年6月30日の記事のごとし。

 当時、密猟防止のため、このオオタカ監視小屋で寝泊まりした監視員が使用していた、簡易ベットは持ち主本人が既に他界しているため、そのまま廃棄した。藤沢市が進めていた同地のオオタカ保護の時代は終わった。オオタカ密猟監視に2003/5/1~6/17、藤沢市関係者が9日、他の日は当時の藤沢探鳥クラブ監視員が監視小屋に夜間、泊まったと記録がある。

 既に、この仕組みは消滅しているので、当時の関係者の意気込みを下記に残す。

 その他は「作業員の頁」のオオタカ関連記事に記載している。

監視要領.pdf
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監視関係資料.pdf
PDFファイル 3.5 MB

8月14日 熱中症厳重警戒

   枯れない流れ
   枯れない流れ

  35℃以上になる異常高温が続き、熱中症厳重警戒が連日発令されている。この暑さでは外出はままならない。谷戸横断道両側の流れは、従来、夏場の暑さの中で干上がっていたが、今年は初めて経験する尋常ではない暑さでも、流れはに干上がっていない。

 これは長年の谷戸手入れ作業で、谷戸保水力が格段に良くなっている結果と思われる。

7月31日 アライグマ

雨天が続く中、谷戸内にアライグマの足跡がかなり残っているが、谷戸周囲の農道でも新しい足跡を見る。ここでは耕作放棄地が目立つ中で、この地で初めて防除のために電気柵をしている農耕地を見る。アライグマは周辺農地にも進出しているようである。藤沢市は2015~17年に谷戸内にアライグマ捕獲檻を掛けたが、結果は芳しくないと聞いている。


7月22日 ヒキガエル定着する

 谷戸横断道左岸通路でヒキガエル(アズマヒキガエル)の幼体を昨年8月に引き続き見る。谷戸湿地改善作業(湛水池作り)が進み、数年前まで笹窪谷では姿が見られなくなっていたヒキガエルは戻ってきたようである。

7月12日 キリギリス鳴く

 7月12日、久々に笹窪谷の左岸林縁でキリギリス(ヒガシキリギリス)の声が確認された。キリギリスは藤沢市では極めて観察例が少なく、茅ケ崎市のK氏より下記コメントがあった。

 遠藤笹窪谷におけるヒガシキリギリスの記録を調べました。以下の2例あることがわかりました。場所は、慶応大学の駐車場となっている場所の南西法面下部です。その後は記録されなくなっていますが、原因は過度の草刈りと思われます。
1♂鳴き声確認, 藤沢市遠藤笹窪谷,8.VII.2001
1♂鳴き声確認, 藤沢市遠藤笹窪谷, 20.VII.2002
藤沢市内では、他に鵠沼、川名、大庭遊水地、片瀬山で記録されており、白旗では 雑種起源と判断される「フジサワキリギリス」が記録されています。ただ、現在でも健在なのは、片瀬山ぐらいかもしれません(K)。2001年は慶応大学看護医療学部が開校された時期です。今回確認された場所は2001,2002年確認された場所から奥に約100mほど離れた左岸林縁で、7/26には、その約100m先の都市公園造成中の
谷戸埋立地の草地で、(移動した?)1匹が数回鳴くのを聞く。キリギリスの棲息に敵した草地が現れたようであるが、工事再開後は草地は消滅する?来年同期に確認は難しいかもしれない。

7月1日 レジ袋有料化

 今日からプラスチック製のレジ袋が有料化されたが、プラスチックごみによる海洋汚染を少しでも減らす目的とされる。レジ袋はプラスチック製品の2%しか占めないが、市民の関心を惹く象徴である。


 湘南海岸などで見ると、プラスチックごみはペットボトル、プラスチック容器、日用製品、漁業関係品等が多い。 ここ、笹窪谷では、通路に落ちているレジ袋があると、人目につくが、食べ物等の容器を包装しているプラスチックのラップは小さくても数が多い。マナー向上、ゴミ拾いおじさんのお陰で、ゴミはかなり減っているが、ここでは、農耕地放棄に伴い、農地で使っていたビニールシートが千切れて風で飛んできたり、林床に投棄されている例が多い(上左)。まだ、森林内にはごみがまとめて投棄されている箇所が多数残っており、草に覆われ、分りずらいが、森の手入れ時、その回収もお願いしたい。

6月30日 キジバトとオオタカ

  笹窪谷周辺で決まったルート上で野鳥のラインセンサス調査を2001年、2012年、2017年に毎月1回、各計12回行なったが、今年も6月まで6回終了した。その中で、キジバトの数を見ると、2001年頃は年間100羽以上確認されているが、その後は半減、そして、今年2020年は、半年で僅か3羽確認と激減している。これに付随して、この地のオオタカの棲息が難しくなっている。キジバトを主な餌としているオオタカは、このためか、遂に、今年は全く飛来しなくなり、以前は笹窪谷はオオタカが棲息する藤沢市では数少ない場所とされていたが、それを返上する事態になっている。キジバト激減は自然環境変化に依るものかは不明であるが、オオタカがいなくなったのは、これら餌が減ったこと以外に、森の手入れが急で過度で、オオタカの棲息谷戸斜面林の自然環境の急変、都市公園造成工事での谷戸自然環境激変があると思われる(調査会社I氏も同じ見解)。神奈川県下では森に過度に人の手を入れすぎて、オオタカ営巣地が消滅した場所は多数ある。

5月26日 コチドリ?

 谷戸内都市公園造成地に出現した砂の裸地に、夏鳥のコチドリが来ているとの情報がありました。谷戸内では雨の季節を前にして、土砂の流れを防止するため、表土を固める土留め用の作業車が入っており、コチドリの声は無く、この地での繁殖は難しいかも。

5月25日 お馬さんがお通り

 近くのイベント会場の馬(親とポニーの2頭)もSTAY HOMEの呼び掛けで、調教師の方が馬のストレス解消?のため、馬を谷戸内通路を歩かせていました。柔らかい通路に多数の〇印の蹄の跡がついています。緊急事態宣言で、この谷戸は馬まで来るほど賑わっています。

 2014/5/1の記事に人を乗せて谷戸を通る馬の姿があります。

4月26日 谷戸に来ないで下さい?

 新型コロナウィルス感染防止のための緊急事態宣言を受け、観光地、湘南の海岸に来ないでの異例の呼び掛けがされている。ここ笹窪谷には晴れた日曜日に、かなりの家族ずれが訪れている。谷戸内取水桝新設工事で通行止めになっていた通路が通れるようになり、谷戸内公園造成工事も今年度分がやっと終了し、現場事務所、大型重機も撤収され、静寂な谷戸に緑を求めて来る人が多くなっている。しかし、谷戸内様子がこの1年で大きく変わり、驚く人が多く、この地の事が余り市民に知らされていない感じを受ける。まだ、重機2台が残り、残作業?をしており、谷戸奥緑地では機械を使う音があり、静寂さの緑を求める訪問者の満足は今一であろう。

 造成中の遊水地予定地に水が溜りだしている(写真1)。菖蒲園、水田予定地も姿を現し、付け替えられたられた新しい左岸流れが谷戸中央を流れ(写真2)、それは従来の上流の左岸流れから流れ込み(写真3)、最後は遊水池に流れ込んでいる(写真4)。左岸竹藪からの小さな流れ(下記3月28日記事)は通路脇の水路が潰され、敷地内に新しく作られた取水桝に集められ、遊水地に流れ込むようになっている(写真5)。

4月11日 緊急事態宣言後の谷戸

 緊急事態宣言を受け、今朝、藤沢市より不要、不急の外出は自粛するよう通知があった。

笹窪谷で会の集団で作業することは、難しくなった。暫くは公共交通機関を使用はしない方がよいとして車で行き、現場を回ってみた。谷戸右岸林内で作業をしている気配はあったが、谷戸内に、セリを取りに来ている人を見る(下写真1)。嘗て、谷戸は背高の外来種が繁茂し、長年の手入の結果、セリ取りができるような環境になり、手入作業は市民にも恩恵をもたらしていると実感できる。

 谷戸奥の流れにはクレソンが繁茂し(写真2)、湿地改善のため、それらを除去した(写真3)。同時に別の作業で谷戸横断道上流側に、湿地改善のため、止水域を新たに設けた(写真4)。これらは個人的に来られた人の自発的な作業である。

4月3日 谷戸内にて

 暫し作業が停止している谷戸内の様子を見てみた。右岸流れにクレソン(オランダガラシ)が繁茂していた(下写真左)。爆発的に繁殖することで水域に生育する在来種植物を駆逐する恐れや、水路を塞ぐ危険性があるため注意外来植物に指定され、食用にもなるが、駆除が求められる。根をしっかり張り3m程の長さでも、駆除に30分程掛かった(下写真中)。

 谷戸横断道上流約200mの左岸に枯れずに水が湧きだし、左岸流れに流れ込んでいる箇所がある(下写真右)。


3月31日 ホタルがいない理由

 NHKラジオ第二で昆虫学者 小松貴氏の「虫たちの不思議な世界」の12回シリースの最終回「ばらまくな外来種」を聞いた。印象に残ったことに「環境から見てホタルガいると思われる所でも、ホタルがいない場所がある。これには、その地の虫たちの長い歴史、相互関係があり、人が勝手に外からホタルを持ち込んではならない。持ち込んだ事で生態系を崩し、他の生きものに多大な影響が出る。移入で自然環境改善と称する人に対し、入ってきた外来種や移入種を排除することが、その地の生態系を守ることになると言いたい。」

 笹窪谷では昔からホタルがいないのは、このような理由からかもしれない。

3月28日 小さな流れ

 谷戸左岸には、極めて小さな流れが(枝谷戸とは言えぬが)、3本ある。

上左は「えびね・やまゆり園」敷地南から流れ出し、上中は炭焼き窯南斜面から流れ出し、いずれも年中、殆ど枯れず谷戸内の左岸の主流に流れ込んでいる。上右は谷戸奥にある流れで、雨天時、上の駐車場よりかなり水が流れ込むが、普段は枯れていることが多い。市が設置した流砂防止用杭が残る。ここではアライグマの足跡がよく見られる。

3月26日 フットパス案内板

 通路添いにフットパスの案内板があります。健康の森または少年の森を起点に往復約5kmとあります。

 

  同内容で 藤沢市が公開した健康の森・少年の森フットパス案内は下記。

 

西北部地域フットパス_A3パンフ-0401094323.pdf
PDFファイル 718.4 KB

3月15日 静かな日曜日

 新型コロナウィルス感染防止で、人混みを避け、屋外の自然環境に出ようの呼び掛けがされている。そのためか、谷戸内通路でいつもより多くの人に出会う。日曜日のため、谷戸内公園造成工事が停止し静かになっている横の通路に座り込み、植物を写生する人、子供連れの家族、谷戸最奥部には茅ヶ崎市の団体(小出川に親しむ会他)の複数の方が、小出川源流を確認に来ていた。笹窪谷の変遷をご説明する機会に恵まれた。茅ヶ崎市で小出川中下流を見ている人がおり、その上流の谷戸最奥部源流部の手入れを、来期4月以降に行うのは意義がある。 翌日からは、貼られていた休工中の札は外され、谷戸内で重機が従来通り動いている。3月26日には工期4月20日までのびている(上)。

3月13日 谷戸内風景

 谷戸内工事休工中で、作業が完全に止まり、安全を確認して、谷戸上流側の工事敷地外より中を見てみた(左)。新規に付け替えられる谷戸内左岸流れが、谷戸中央部を縦貫する様子が伺えるが、現在は上流流れは未接続。工事未完。

 下写真は右から、工事前の草が繁っている様子、工事前に草を伐採した様子(2019/9)、工事開始直後の谷戸内風(2020/1)で谷戸内風景の変化が分かる。

3月11日 今年の竹炭祭中止

 竹林で作業をしている人から、今年の竹炭祭は新型コロナウィルス感染拡大のため、中止になったと聞く。現場に緊急連絡が出ている。

3月5日 工期延長

 谷戸内での公園造成工事、工期は当初2月28日までとあったが、手書き文字でテープを貼り、1箇月延長の3月27日までに変更されていた(右上)。

 同地の工事関係者からオオタカに配慮し、工期は2月28日までと藤沢市から指示されていると聞く。谷戸内での工事騒音、暫く続くと思っていたが、数日後、休工中と貼られ(右下)、工事現場入口門は閉まり、静かであった。

 工期1箇月延長予告の意味は? 2期工事は8月から始まると漏れ聞く。

 

3月4日 昔の流れの跡

 25年程前谷戸埋立時、水捌けをよくし、埋立地の乾燥化を推進するため、右岸流れに金属製の半円形のコルゲート管が設けられていました。今、同場所では遊水池造成のため、その管が撤去され、工事現場に無残な形で晒されています。手前は旧グランドを囲んでいたフェンスの残滓。

同地では現場に出ている工事案内板の2月28日までの工事期間が過ぎても、大型のユンボが騒音を出して動いています。

2月28日 山桜移植

 谷戸内のランドマーク樹であった山桜が、

(仮称)遠藤笹窪谷公園造成で、遊水池計画場所に当たるためか、谷戸左岸沿い約30m上流に移植されました。今春は花が咲くのか気になります。以前の開花状況は2017/4/12の記事にあります。

   移植後に開花が確認されました(3月26日)。

移植時切り落された枝で根も無く、花を咲かせるほど強い樹です。


2月26日 野鳥が激減

 今冬は、ついに、谷戸内で野鳥カメラマンは一度しか見ていません。毎冬、マナーの悪い野鳥カメラマンが来ていましたが、彼らを見ないのは、やはり、ここでは鳥が激減している証左でしょう。谷戸内整地工事中では、冬鳥は来ないのでは。ここでは1995年にも大規模な谷戸埋立がありました。

2月20日 散弾銃

 谷戸流れに、昔の散弾銃の薬莢が先の雨で現れました。今ではここは禁猟区ですが、その昔、この谷戸でも散弾銃が使われていました。

2016/6/142013/4/15にも谷戸内の薬莢の写真あります。

2月19日 ここもエコトーン

 山道の斜面に剪定された枝が積み上げられている。ここは人が使う道から左下の開けた林床に移る斜面で、1種のエコトーンで、自然環境保全、斜面での植物生育、動物の移動を妨げないためにも、枝は下の平地に移してはとありました(神奈川県自然保護協会談)。

2月13日 梅開花

 谷戸横断道へ降りて行く途中民有地で、梅が咲きだしました。

昨年より暖かいためか、2019/2/17の同地の梅の写真より早く咲いています。スギ花粉は今年は少ない予想ながら、既に2月上旬より飛んでいるようです。

 

2月9日 落葉掻き

   例年より遅くなりましたが、今冬も谷戸横断道付近の林床で落葉掻きをし、搬出して畑の堆肥にしている人がいました。ここでは落葉を畑の堆肥にしている人は、ご本人のみと言います。


2月2日 希少植物でなくても

 昨年の12月26日に現場で作業をしている団体で当地の希少植物の確認を行いましたが、自然環境維持に役立つ植物相は、希少種でなくても、場所を決めて輪廻しながら残す必要があります。例えば林縁のアズマネザサは谷戸や畑にいる野鳥が逃げ込み、体を隠す場所で、藪に生息する動物もおり、エコトーンとして環境の連続性を保つためにも、保全に配慮する必要があります。

 谷戸内のヨシ類も水の浄化作用もあり、場所を決めて残したいものです。


2月2日 モトクロス

 谷戸最奥部でオートバイがモトクロスレースのごとく走り回り、遂に湿地に捉まり、立往生し、放置されていました。若者2人が、様子を見に来ましたので、諭して、オートバイを持ち出させました。

 湘南地区には、生き物が生きていく谷戸環境(湿地)は殆ど残されておらず、その場所を傷めるのは何事かと諭すだけでなく、若者がモトクロスを自由に楽しむ場所が殆が無いのも可哀想です。

1月27日 谷戸横断道付近にて

  谷戸横断道付近で台風で折れた杉を業者が伐採しましたが、切株の年輪は53年、1960年代の高度成長経済時に、この付近に杉が多数植えられたようです。切株は陽が当たる南側に広がり、北側は狭くなっています。(左)

 2013/4/14に撮影された杉の切株からも、同年代に一斉に植えられた事がわかります。

2019/3/9にも切株の年輪の記載があります。

 生き物記録2020/1/27にカワセミの写真有


 谷戸内でカワセミの声を聞く機会が増えていますが、谷戸横断道付近の左岸流れで、その姿を見ました(上右)。谷戸流れ改善で谷戸下流からカワセミが上がってきています。1月25日の探鳥会でも付近の谷戸底にキセキレイが来ていました。谷戸中央部で都市公園造成中でも、翼のある野鳥たちは、それを超えて、谷戸奥まで来ています。

 谷戸横断道から上流を見ると、左から大きなコナラが谷戸内に倒れ、完全に横倒しなっているのが見えます。このコナラは倒れてから5年も経過し、当時、現場を見た生態専門官は人に危険な場所ではないので、このまま放置で良いのではとして2015/12/17の記事)、長年そのままになっています。

 2018/10/28の記録では既に地表に横倒しになっており、樹周2.4mもある大木ですが、笹窪谷には樹周2.5m以上の大木が20本以上あり、この倒れたコナラはここでは平幕です。

2020年1月18日 初降雪

 大学入試センター試験日に合わせて降雪日になるのではと、よく予報されますが、今期も

今日午後、今冬初の?降雪がありました。気温が下がらず、積雪はありませんでした。ここ笹窪谷では6年前の2014/2/9、2/16に大雪が積もったことがあります。

2019年12月31日 水神は死んだ

 関東地方は大晦日とは思われない暖かな日でした。毎年、大晦日に地元の方が谷戸内にしめ縄を供え、正月に谷戸の水神を迎えますが、今年から谷戸内公園造成工事でその場所は土砂で埋められ、叶わなくなり、この地の水神は死にました。昨年までの清流に水神を迎える様子は2018/12/31の記事にあります。

12月28日 昆虫激減?

 「香川照之の昆虫”やばいぜ!”」 NHKスペシャルで今年8月放映の再放映を年末に見た。コスタリカで昆虫採集、そんな昆虫王国にも人間による開発や温暖化による異変が忍び寄っていることを知る。日本でも昆虫が激減、ドイツでは、8割近い昆虫が減る異常事態が進行中で、世界的に希少種のみならず、普通に見られる昆虫種でも減り続けており、花や鳥まで消えた沈黙の世界が広がっている。研究者の間では、「あと100年で昆虫は絶滅する」とまで言われ、人類滅亡を招く恐怖のシナリオ「昆虫カタストロフィ」が現実になってもおかしくないとある。ここ笹窪谷でも鳥の声は余り聞かれず、昆虫もかなり減っている感じを受ける。暖かくなる春に様子を見てみたい。

 笹窪谷で鳥が減っている調査結果は下図に示す。笹窪谷では2001年、2012年、2017年、

毎月1回、各計12回の野鳥ラインセンサスをしており、2001年、2012年の説明はこちら

2017年はこちらを参照。

12月18日 元藤沢市都市整備部F部長逝去

「健康の森」構想に長年関わってきた、元藤沢市都市整備部F部長は長く療養していた病院で亡くなったとの連絡がありました。笹窪谷での私たちの活動に対する最大の理解者だっただけに、悲しいです。同地では「健康の森あり方検討会」、「基本計画検討部会」を経て、「健康の森管理運営協議会」の方向性を出されたご仁で、同地のオオタカ保護方策作成にも尽力された方で、今後も行政側にその精神が残り、伝わっていくことを願っています。2014/3/25に同部長と面談した記録があります。

 人は哀しい 哀しいものですね。それでも過去たちは・・(小椋佳 愛燦燦より)。合掌

12月14日 谷戸埋立地、昔の法面(のりめん)

  2019年12月14日
  2019年12月14日

 谷戸埋立地では都市公園造成のため、埋立地土砂を整地し、凹地を埋め、一面に更地が出現しているが、一部旧埋立地の法面が残っている。谷戸内にある山桜の付近で、旧左岸流れが旧グランド跡地横を通り、右岸流れに合流していた付近で、流れを残すため辛うじて以前の様子が伺える(左)。1か月後の様子は右。

  2020年1月20日
  2020年1月20日

12月8日 対岸に工事用フェンス

 谷戸右岸流れ沿いの斜面林の樹木が、工事敷地全長に沿い数m~10m幅で伐採された跡地に、工事用フェンスが張られている。谷戸左岸の通路から見ると、橙色の工事用フェンスが目立つ。


12月6日 植物スケッチ

 曇った寒い日です。その空のもと、谷戸横断道に座り、上流側の植物をスケッチする人がいました。谷戸横断道付近の低茎湿地管理で、その場所に出現した湿地性低茎植物に関心がある人がいるのは嬉しいことです。

12月1日 冬至?

 本日の笹窪谷の日の入り時刻は16時29分で、冬至(12/22)より5分も早く暗くなるので、今頃が日が最も短く感じる。冬至では朝の日の出が今より15分も遅くなるため、冬至が一番夜が長くなることは起床が遅い者には実感できない。日没1分後、16時30分に藤沢市防災行政無線チャイム「夕焼け小焼け」が流れる。


11月25日 通路脇のエノキの枝剪定

 谷戸左岸通路添いにあるエノキの大木から、谷戸内に大きな枝が谷戸内に延びていたが、谷戸内都市公園造成工事範囲外の通路脇でも、いとも安易に枝が切り取られている。現場に出た工事内容説明板には「健康の森支障木枝下ろし作業(北側支障木)」とあり、朽ちて通行人の安全のために切るのとは異なりその健全な枝は造成工事に支障があるとして切られているようである。

11月21日 谷戸奥のヨシ原

 昨日から気温が下がり、ヨシ原に冬鳥が到来した。都市公園造成工事で谷戸入口部のヨシ原は無くなり、唯一残っている私たちが手入れをしている谷戸奥のヨシ原は貴重で、その中でアオジやシメの声がする。冬鳥の餌場、身を隠す場所、塒として利用される。


11月16日 左岸流れはコルゲート管

  谷戸内都市公園造成工事で谷戸左岸流れは埋立てられたが、コルゲート管を使って復活? 工事前は左岸流れは地上表面の自然流であったが、今後は陽が当たらぬ地中埋設のコルゲート管に押し込まれる。

 谷戸内にできる菖蒲園への導水管かも知れない。

計画ではそこは小川になっているが。

11月10日 谷戸右岸流れ沿いの樹木伐採

 谷戸内の都市公園造成で敷地外の谷戸右岸流れ沿いの斜面林の樹木が、工事敷地全長に沿い数m~10m幅で伐採されている。この地は希少種が棲息するとして藤沢市は長年、手を全く入れない方針で臨んでいた場所である。

11月1日 左岸流れ逆流

 10/25の大量の降雨で、都市公園造成工事現場に貯まっていた水は、嘗ての谷戸左岸流れが埋立地表面より低いため、そこへ向かって変則的に上流側に流れています。

10月28日 柿畑

 探鳥会の時、笹窪谷の外、西端の柿林まで行って戻るが、今年は柿の木が全て伐採され、更地になっていた。数年前から柿の木を手入れする人が高齢化で、手入れができなくなっていたが、遂に柿畑も無くなった。毎年、この柿を目指して、ツグミが飛来するが、来冬はそれは叶わなくなる。この南側の畑地を鎌倉時代より耕している農家のF夫妻は、数年前亡くなり、息子さんはこの地に関心が無く、この地域でも農業放棄地が増える一方である。

10月25日 大雨

  今日の降雨は10月13日の台風19号時より纏まって降った感じで、谷戸横断道左岸流れが通路や谷戸内に溢れた形跡がありました(写真1,2)。溢れた水で明日予定の谷戸内での作業は足場がかなり悪くなりましたので中止としました。谷戸内工事現場の土砂も流れ出したようで、谷戸入口にある集水桝周辺の草が茶色ぽくなっています(写真3)。また、谷戸横断道へ降りて行く通路脇のコナラの大木が、途中で折れて幹が垂れ下がっていましたが、この雨で落下して通路を塞いでいました(写真4)。10/27撤去済。この秋は東日本は風水害が多く、なかなか安定した秋晴れがありませんでした。写真5は翌日朝、笹窪谷南部より見た冠雪した富士山の秋晴れ風景です。

10月13日 台風19号豪雨

 昨夜、台風19号が伊豆半島に上陸し、ここ笹窪谷付近を通り、町田市の東部を経由し北茨城から東太平洋に抜けました。笹窪谷では風の影響は9月の台風15号より小さいようですが、雨量(豪雨)は箱根町では2日間で1000mm超えと記録的でした。谷戸内で都市公園造成中のため、谷戸奥左岸流れは仮の導水路で谷戸右岸流れにバイパスされていますが(写真1)、水量が多く一部は左岸流れのままに谷戸埋立先端部を迂回し(写真2)、造成中の埋立地に流れ込んでいました(写真3)。この谷戸の流れの出口は谷戸入口にある駐車場の脇にありますが、集水桝は溢れた形跡があり、この先の道路下暗渠に水は排出されています(写真4)。笹窪谷では2014/10/6の台風時、豪雨で、慶応大学入口交差点に土砂が流れ出すことがありました。今では周辺に貯水池(槽)ができ、谷戸奥も手入れが進み、保水力が高まり、このようなことは無くなりました。都市公園内でも旧グランド辺りに溜池が設けられる予定です。

 谷戸横断道へ降りて行く通路脇のコナラの大木が、途中で折れて幹が垂れ下がって通行者に危険なため、頭上注意のテープが張られています。

10月10日 谷戸に池があった頃

 地元のKさん(故人)が子供の頃に、谷戸内にあった池で泳いだとされる、その跡地の窪地は土砂埋立で、その形跡が無くなりつつあります。これにて昔ながらの谷戸底が残っているのは谷戸横断道上流側約350mのみで、笹窪谷全体の1/3程度のみとなります。

10月3日 「健康の森憲章」掲示板

 8月末に都市公園造成工事のために、谷戸入口にあった「健康の森憲章」掲示板は無造作に倒されていましたが、健康の森管理運営協議会に参加しているものとして、その再設置を求めていましたが、再設置されました。2013年9月3日に除幕式があり、設置されていたものです。

10月2日 都市公園造成工事その1

   谷戸内で都市公園造成が始まり約1箇月、谷戸左岸沿いの通路に面した谷戸は、谷戸盛土を整地して出た土砂で埋立てしています(下写真1)。この両者間にある現行左岸沿い流れは、工事完了時、修復される由(下写真2)。

 谷戸埋立地先端にある古い谷戸内状況を示す場所(下写真3)に土砂が搬入されています(下写真4 10/5撮影)。これで谷戸中流域で先人たちが利用していた唯一の谷戸形跡は無くなりした。 谷戸盛土部は上面から50cm程掘り込み、その土砂で左岸流れが埋立てられ、左岸沿いに同じ高さまで土砂が押し広げられ、埋立てている(下写真5 10/10撮影)。

10月2日 都市公園造成工事その2

 谷戸埋立地先端部より土砂がその上流の谷戸内に運び込まれています(上写真6)。当方作業場所④番地との境を示すポールより下流を見ると、そこにあったヨシ原は機械で刈り取られており、搬入された土砂が見えます(上写真6、7)。ここは健康の森管理運営協議会の団体が管理していた場所ですが、今回は業者が作業しました。都市公園予定地外であるが、谷戸左岸流れを右岸に導く仮の導水路までは谷戸埋立を許容している由(上写真8)。現場に来ている藤沢市の担当者から聞きました。

9月23日 旧グランド跡地

 10年以上前、K高校がサッカー場として使用していた谷戸内の旧グランド跡地は、都市公園造成のため、更地になり、周囲を囲んでいたフェンスは撤去されています。1995年、谷戸埋立のために土砂を搬入したダンプが通ったゲートは無残な姿を曝していました。旧グランド内を通り、右岸林に引かれていたケーブルが切れて地表に出ていました。毎年、調査会社が林内で遠隔撮影された希少動物の映像を確認にきていました。


9月22日 彼岸花まつり

 笹窪谷内にて
 笹窪谷内にて

 小出川で彼岸花まつりが開催されました。彼岸花の開花は例年より約7~10日遅れており、見頃は10月になるかもしれません。

9月9日 台風15号通過

 未明に通過した台風15号はコンパクトな台風と喧伝されていたが、記録的な風速を記録した。谷戸内通路は枝葉が散らかり、荒れており、谷戸横断道へ降りと行く道は倒木で塞がれ、大きなコナラの木も根こそぎ倒れている。

  藤沢市からの連絡によると、市の駐車場のゲート付近に倒木があり、暫し、駐車場が使えない由。


8月27日 セイタカアワダチソウ

 悪名高きセイタカアワダチソウは谷戸奥では、毎年の駆除、今年も谷戸奥手入れ作業の結果、殆ど見なくなりました。しかし、手前の谷戸内ではヨシの繁茂地周辺の乾燥地で背が低いながら、未だかなりの数が残っています。花が咲く前を狙って、8月末少し涼しくなった頃に、楽に抜き取れました。今回は根から抜き取りましたので、従来の茎の途中からの刈り取りよりは効果があると思います。花粉を風にのせて遠くへ運ぶ風媒花の稲やオオブタクサ等とは違い、セイタカアワダチソウは虫の力を借りて花粉を運ぶ虫媒花です。谷戸内では虫が減少し、イネ科の植物が増えている感じですので、虫媒花のセイタカアワダチソウの除去は様子を見ながら行います。

8月20日 植物保全地区

 谷戸横断道近く右岸斜面林にロープで囲んで保全している植物保全地区の状況を、神奈川県植物誌調査会藤沢グループの方が確認に来ていました。

8月19日 都市公園造成工事開始

協議会のメンバーとは別の業者が開始していました。その地の植生は機械で徹底的に狩り取られ、更地になっています。この地にいた生き物はかなり痛手を受け、自ら移動できる種は周囲へ拡散していきました。その受皿としても、横断道上流側の私たちの谷戸環境保全は重要で、大きな意味があると思う。一部の希少な植物は谷戸奥へ移植しています。

 谷戸入口側で、藤沢市の都市公園造成工事が始まりました。旧グラウンドの草刈りを従来作業していました健康の森管理運営


8月18日 竹林と共生する会

 遠藤竹炭の会」は今年4月の第19回遠藤竹炭祭りの後、廃止になっていましたが、ほぼ同じメンバーで同じような活動を復活するとして「竹林と共生する会」が発足します(前遠藤竹林の会会長談)。関係資料、作業員の頁に掲載。

8月7日 オオブタクサ除去

 7月22日に目についたオオブタクサを引き抜きましたが、連日の猛暑の中、僅か2週間で残っていたオオブタクサの種は生命力が強く、特徴ある切れ込みのある大きな葉が、他の植物の上に顔を出すまで背が高くなっています。上の駐車場で約40本、谷戸埋立先端地へ入る手前広場に約160本、計200本程を抜きました。晩夏になると、種子を撒き散らし、背丈が高くなり、幹径も太く硬くなり、除去が難しくなります。谷戸埋立地では近々、藤沢市が都市公園造成工事を開始しますので、そこの分は工事に任せます。

7月29日 梅雨明け、猛暑日

 気象庁は本日、関東甲信越地方が梅雨明けしたと発表しました。昨年より30日も遅かった。しかし、暫くは34℃前後の猛暑日が続く予報で、暑さに慣れない中、熱中症予防のため、7月31日に予定していた、臨時作業は中止となりました。夏休み明け、暑さに慣れた頃、8/31に作業再開を予定します。

7月24日 無謀、無知な運転

 久々に谷戸横断道に車が進入し、動けなくなっています。私たちが谷戸横断道沿いに張ったロープもなぎ倒しています。手前に車行き止まりの掲示があり、この付近にある歩行者向けのフットパス案内看板を見て、この雨で狭い地盤が緩い通路へ進入したとしたら、無謀より無知な運転で、JAFを呼ばざるをえず、高くつきます。

7月22日 草は伸びる

 未だ梅雨空が続き、低温傾向が続いていますが、10日程作業をしなくても、草は元気に伸びています。道具保管倉庫に行く道の草を刈り取りました。谷戸内に移植していたチダケサシに絡むつく蔓性の草を取り除きました。


 日本の侵略的外来種ワースト100、外来生物法で要注意外来生物に指定されているオオブタクサ、セイタカアワダチソウは、毎年刈り取っても根が残るため、花が咲く前に谷戸湿地内でこの10日間、機会を見てかなり引き抜きました。(未だ幼苗も多く、オオブタクサ250本程度、セイタカアワダチソウ700本以上、この雨で簡単に抜けました。)

7月11日 梅雨寒

 気温が低い日が続いている。今月に入ってクーラーをつけた記憶が無い。気象庁は今月20日頃まで低温傾向にあると発表した。昨年7月は記録的な猛暑で、8月末まで夏休みにしていた。今年は日照時間も短く、雨が降らない限り、7月中旬まで現場作業ができるのではないかと、定例現場作業日をもう1日設けることになった。

7月2日 植物移植

 5月15日の作業時、谷戸内の陽が当たる場所に移植していたチダケサシは、しっかり根付き、花が咲いていました。


6月30日 梅雨空に虹

 梅雨真っ只中、日の入直前、雨が止み、陽が射しこむと、東側の空に大きな虹が出ていました。

6月29日 谷戸最奥部風景

 谷戸最奥部右岸で谷戸沿いの杉2本が伐採され、谷戸内に倒れた幹を、機械で切断し、林床に運び出されています。その時、作業員が谷戸内で作業したようで谷戸底は踏みつけられて、かなり荒れていました。

6月21日 看護医療学部のツバメ

 看護医療学部北側入口で毎年、巣を作り子育てしていたツバメ、今年は古巣は人為的に削り取られており、営巣活動は全く見られない。

2019年6月7日 梅雨入り

気象庁は関東甲信越地方は梅雨入りしたとみられると発表した。これか

梅雨空や夏休みで暫し作業ができない日も多くなるので、5月中、臨時も含め、作業が捗ったのは幸いである。

 

                             首を長くした

                            ミスジマイマイ

  これ以前