私たちが保全作業をしている湿地は健康の森構想で、藤沢市が策定中の「特別緑地保全地区」の森に囲まれた谷戸奥部の「健康の森源頭部(保全区域)」です。
神奈川県のコロナ禍は酷く、暫し、協議会関係者の現場作業は停止せざるをえない。その中で業者が放置されている、樹木片を片付ける作業をして、一部斜面林の林床は手入れされているが、通路は搬送車両のキャタピラーで削られている。
一都三県への緊急事態宣言発令に伴い、1/30(土)予定していた笹窪谷探鳥会は中止となりました。今期予定の作業は昨年12月で全て完了していますので、暫くは会として作業は取りやめます。
予想外の天候にお天気お姉さんが謝るほど、全く陽が差さず、曇った寒い日でした。11/26に谷戸横断道下流8番ヨシ原で刈り置きされていたヨシを、左岸沿いにある堆肥場まで搬出しました。下右端写真5は作業後を示す。これで今年度作業申請していた場所の殆どで、作業完了しました。
集合場所のスルガ銀行は解体され、更地になっています(右)。スルガ銀行慶應義塾大学出張所は6/19に廃止されたと同銀行のHPにあります。
晴れ 9:00~11:50 (報告 藤沢探鳥クラブ 谷)
冬空の快晴日、3月以来の観察会です。現地に変化が、遠藤笹窪健康の森が2022年夏、公園開園予定で工事中。鳥の餌場が更地に成り、冬鳥が全く居ません。池の予定地の水溜りには、セグロセキレイ、キセキレイが居ます。来年には水が溜まりカモ類が来てくれる事を願っています。高台の畑も新しい作物が植えられ全体の景色が変わりました。冬鳥を期待していましたが、数が少なく次回1月の観察会を期待します。
見聞きした鳥 チョウゲンボウ、ノスリ、トビ、モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、カシラダカ、シジュウカラ、ウグイス、ツグミ、キジバト(16種)
参加者 10名
11/17、11/18に続き、7番湿地の草刈りが全て完了した。途中を遮って残っていたヨシ原は刈り取られ、左岸流れ沿いに低く垂れている枝も同時に剪定した。谷戸内上流にある桑の木まで見通せるようになった。約800m2と広く、3回の作業を要した。
谷戸横断道下流側、8番ヨシ原を刈り取った。湿性のオギが進出しているが、作業が遅れ冬季を迎え、ヨシ類はかなり倒れていているので、マークしてあるコバノカモメヅルが自生している場所(上写真赤丸)は残しているが、機械が使える日が限定されていたため、この日他は全面刈りとした。この下流側では都市公園造成工事が進み(左)、谷戸下流側一面にあったヨシ原は全て消滅しているので、生き物の避難先、バッファーゾーンとして今後、谷戸横断道下流側一帯の手入れ方法の検討が必要になっている。
前回11月11日に続き、7番湿地の草刈りを続行した。下流側、上流側の2箇所より、作業を開始し(写真2,3)、途中を遮っていたヨシ原は刈り取られ、奥まで見通せるようになった(写真5)。一部残っている部分(写真4)は来週の作業で全て完了させる。
希少植物の保全で要望書、ナラ枯れで連絡書を藤沢市へ郵送で提出した。書類は作業員の頁2020/11/15に載せている。希少植物関連関連記事は2019/12/26.2020/11/4に記載有り、ナラ枯れ関連記事は2020/8/23に記載有り。12/10、藤沢市より回答あり。作業員の頁2020/12/10に記載有り。その後のいきさつは作業員の頁に記載。
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下流から見て 作業前 同左 今回作業分 上流から見て 作業前 同左 今回作業分
谷戸横断道上流側左岸沿い7番湿地で草刈りをした。ここは湿地化が進み、ヨシやカナムグラ等が無秩序に繁茂し、谷戸横断道から谷戸内に生えている枯れだしている桑の木(上写真の赤丸)までの約10mX80m=約800m2と広い面積で、今回、下流側と上流側からの2箇所から草刈りを開始した。上流側はヨシが多く進出しているため、一部草刈機を使っている。今回。当地の約半分で作業が完了し、残りは次回とし、合計3日の作業を予定している。 今回の作業風景は下記写真。